犬を盗る男

2004年11月14日
          あれは遠足で行った博物館のオルガンの水蒸気
            幹を伝って夜空へ放たれる紫エーテル・・・

             ぼくの心臓の音が無い
                   月の影さす森の中を探そう
             ぼくの心臓の鼓動が消えた
                   日食に沈む森の中を探そう

       犬を盗る男は見つけた犬の心臓の鼓動を伝わってやってくる!


虚構と現実をモ主軸に置いた荒廃方近未来SF演劇
単純だが、多角的な演出ができる舞台装置(中に
入れる長方形の箱を、倉庫番の用に動かし、世界
を構築する)が見所。
万有的部分(=狂=アングラ)も多く満足。
呪術ロックの合唱曲が無いところに不満がある。
一度脚本を読ま無くては内容も理解しにくい。
(70/100)

ポイントは、
・カブキを模した演出
・背中にコードが生えた丸眼鏡の親父
・セルロイドの森でくらす4兄妹。
・俺は銀河の清掃人
・目を閉じた羽を持つ金色の蝶
・虚構の世界からの手紙を読むラジオパーソナリティー
・不思議屋と奇妙な客
・不気味なさかなくん(タンノ)
・金粉ショーttp://www.ohsu-gei.com/daidogei_21/image/gold_1.jpg

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索